フランス南東部に位置する都市、Grenoble グルノーブル。
このアルプスの山々に囲まれた自然豊かな場所にあるホテル、GRAND HOTEL グラン・ドテルのシェフを務めているのがこの書籍の著者Christophe Aribert クリストフ・アリベールだ。
このホテルのレストラン Les Terrasses d'Uriage レ・テラス・ドゥリアージュは2017年度のミシュランでも二つ星を獲得している。
シェフであるクリストフ・アリベールはグルノーブル出身。
地元のホテル学校を卒業後、ローヌ・アルプのホテルでキャリアをスタート、24歳でパリに上京する前に一度、Les Terrasses d'Uriageで食事をしたそうだ。
パリではLa Tour d'Argent ラ・トゥール・ダルジャンで勤務、l'hôtel Crillon クリヨンでChristian Constant クリスチャン・コンスタンに師事している。
グルノーブルに戻った際にLes Terrasses d'Uriageで働く事になる。
当時はPhilippe Buissou フィリップ・ビュイスーがシェフを務めていたが、彼が辞めた際にシェフのポジションを引き継いだ。
クリストフ・アリベールの料理はテロワールの食材から得られるインスピレーションを繊細で独創的に仕上げたものになっており、今作でもその料理が多数掲載されている。
前半部分では美しい風景と料理の写真が、後半部分ではAlain Quercia アラン・ケルシアという画家のデッサンとともにレシピが公開されているので、そちらも併せて楽しんで頂きたい。
édition: LAYMON 社
242ページ
フランス語
2013年刊行
サイズ:縦 29cm×横 25cm×幅 3cm
ISBN:978-2-919548-07-1