シャンゼリゼ通りからGeorge V通りに入り、3分程進むと見えてくる建物の最上階にあるレストラン、Le 39 V ル・トラント・ヌフ・サンク。
シェフを務めるのはAlain Ducasse アラン・デュカスから絶大な信頼お置かれているというFrédéric Vardon フレデリック・ヴァルドンだ。
出身はノルマンディー地方。
Alain Dutournier アラン・ドゥトゥルニエやAlain Chapel アラン・シャペルといったフランス料理界の巨匠に師事し、パリの老舗高級食材店HEDIARD エディアールの料理ディレクターとなった。
その後アラン・デュカスのグループに入り、世界各国でアラン・デュカスが手掛けるレストラン経営に右腕として参加した。
2010年にLe 39 Vをオープンし、2012年にはミシュラン一ツ星を獲得している。
彼曰く"種を蒔き、苗を育て、それらを刈り取る人々を尊敬し、共に作り上げるものが本当の意味で良い料理だ"との事。
今作でも彼が最も大切にしている生産者との繋がりが感じられる写真が前半部分に多数納められており、後半部分にはルセットが掲載されている。
自然の恋人とも称される彼が作る、クラシックで鮮やかな料理をご覧頂きたい。
Édition: Flammarion社
176ページ
フランス語
2017年
サイズ:縦 24.5cm×横 19.5cm×幅 2cm
ISBN: 978-2-0814-2191-2