毎回有名シェフのスペシャリテを含む約10点の料理を紹介するAlain Ducasse アラン・デュカス・エディション、ベスト・オブ・シリーズ。
今作はYannick Franques ヤニック・フランクのものになっている。
元々はサッカーボール選手になりたかったそうだが、母の助言がきっかけで料理人になったそうだ。
最初にアプランティサージュをしたのがヌイイ=シュル=セーヌのレストラン、Tonelle Saintongeaise トネル・サントンジェーズ。
シェフであるJoël Girodot ジョエル・ジロドの元で働いたのが全ての始まりであり、その経験は本当に落雷のように衝撃的だったと語っている。
その後もChristian Constant クリスチャン・コンスタンやAlain Ducasse アラン・デュカス、Eric Fréchon エリック・フレションといった一流シェフに師事し、2004年にホテル・ブリストルで働いている際にMeilleur Ouvrier de France (国家最優秀職人章)のコンクールで見事受賞した。
今作では南フランスらしいトマトや柑橘類、魚介を多彩に使った鮮やかな料理が掲載されている。地元の素材の素朴さとブルジョアが調和した料理をぜひご覧頂きたい。
Publisher: Alain Ducasse Edition 社
106ページ
フランス語
2016年刊行
サイズ:縦 25cm×横 19.5cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-84123-876-7