ムール貝とフリット、アリゴにコック・オ・ヴァン、サラダ・ニソワーズからマカロン・ド・ナンシーまで、フランスの各地に根付く伝統料理たち。
永遠の命があるなら世界中のすべての料理を食べるのも良いだろう。しかしながら人生は有限だ。
今著には人生の内で一度は食べておきたいフランスの郷土料理が掲載されている。
ノルマンディー、ブルターニュ、ロワール、イル・ド・フランス、ローヌ・アルプ、プロヴァンスなどフランスを14の地域に分け、それぞれの土地で採れる食材を活かした伝統的な料理が紹介されている。
もちろん一つ一つは高級レストランで供されるような洗練されたものではない。
しかしながらなぜその料理が今まで食べられ、受け継がれてきているかが今著を通じて理解することができるのではないだろうか。
どこか居心地が良く、神秘的でありながら陽気で寛大なフランスの郷土料理が一同に会した1冊。
édition: MANGO 社
255ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 21cm×幅 2.5cm
ISBN: 9782317023941