フランス南西部、バスク地方に位置する海辺の町、Biarritz ビアリッツ。
美しい浜辺、カジノ、ゴルフ場、多くの観光客が集うフランス屈指のリゾート地だ。
この書籍はビアリッツにあるHôtel du Palais オテル・デュ・パレのシェフ、 Jean Marie Gautier ジャン=マリー・ゴーティエによるもの。
かつて皇帝 Napoléon III ナポレオン3世と皇妃 Eugénie de Montijo ウージェニー・ド・モンティジョの離宮として建築されたものをホテルとし利用しており、創業は1893年という由緒あるホテルだ。
2018年現在、フランス国内にある24のパラスホテルの内の一つに選ばれている。
その名声を支えているのがシェフ、ジャン=マリー・ゴーティエの料理ではないだろうか。
Maxims-de-Paris マキシム・ド・パリ、Auberge Des Templiers オーベルジュ・デ・タンプリエ、Domaine des Hauts de Loire ドメーヌ・デ・オー・ド・ロワール、Martinez Cannes マルチネス・カンヌといった数々の名店で腕を磨いた人物だ。
1991年よりオテル・デュ・パレのシェフを務めており、同年にMOFも獲得している。
今著では地の幸と海の幸、そしてバスク地方らしさを加えた素晴らしい料理が季節ごとに分かれて掲載されている。
フランスを代表するホテルの偉大なシェフによる料理は必見だ。
édition: Glenat社
240ページ
フランス語
2011年刊行
サイズ:縦 32cm×横 25.5cm×幅 2.5cm
ISBN:978-2-7234-6945-6