人類とジャムの歴史は長く、1000年頃にはアラブからヨーロッパに砂糖が輸入されジャムが作られていたそう。
砂糖が果物などの自由水を奪い保存性が高まるジャム。
現代では単に保存性のためだけでなく、その美味しさから一般的によく用いられる。
今作はそんなジャム、フランスでのコンフィチュールに関する書籍だ。
書籍の冒頭ではコンフィチュール、マーマレード、ジュレ、カード、パータ・タルティネ、チャツネ、コンフィの違いの解説や1年を通じてのフルーツの旬が記されている。
その後には苺やフランボワーズ、バナナ、パイナップルといった伝統的でクラシックなものからピンクグレープフルーツとラベンダーとスミレ、オクラのチャツネなどよりオリジナリティに富んだものまで、様々なコンフィチュールが掲載されている。
数多くのコンフィチュールを一度に学べる1冊。
edition: OUEST-FRANCE 社
303ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 23cm×横 16.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 9782737383731