より美味しくて食べやすく、さらに育てやくなるようにと品種改良が行われる野菜や果物。
人為的な交雑であり否定的な意見もあるが、そこに需要があるからこそ行われているのだろう。
しかしその一方で昔から育てられてきた伝統野菜や在来種を残し、守っていこうという働きもある。
この書籍はそんな過去に忘れられたが近年見直されてきている野菜を使った料理が掲載されたものだ。
パースニップやトピナンブール、アーティチョークの野生種であるカルドン、円盤状のカボチャの一種パティソンなど、日本でもたまに耳にするものから初めて聞くものまで、20種類以上の野菜とそれらを用いたルセットが掲載されている。
日本の在来種とはまた違うが、考え方の一つとして非常に参考になる1冊。
Publisher: SOLAR 社
64ページ
フランス語
2014年刊行
サイズ:縦 21cm×横 18cm×幅 1.5cm
ISBN: 9782263062735