Guy Legay ギー・ルゲイという料理人を御存じだろうか。
メディアを避けながらもひたすら料理と料理人の育成に尽力した偉大な料理人だ。

1939年フランス Pontgibaud ポンジボー生まれ。
オーヴェルニュ＝ローヌ＝アルプ地域圏のホテル・レストラン、La Belle Meunière ラ・ベル・ムニエルで見習いとして働き、その後Maxim's マキシムやle Bristol ル・ブリストルで勤務した。

1966年から1980年まではパリのLedoyen ルドワイヤンで指揮を執り、1980年から2000年まではRitz Paris リッツ・パリのシェフを務めた。
1972年にはMOFを獲得、2000年にRitz Paris リッツ・パリを離れるまでの間に多数のMOFを含む100名以上の星付きシェフを輩出した。

Michel Roth ミシェル・ロット、Yves Camdeborde イヴ・カンデボルド、Christian Constant クリスチャン・コンスタン、Christophe Raoux クリストフ・ラウ、Laurent Delarbre ローラン・ドラルブル、Jean-François Girardin ジャン=フランソワ・ジラルダンなど今や若手を育てる立場の人物達を育てあげた。

今著ではルセットを通じて彼の創造性や専門性を感じる事ができる。
クラシックな料理と彼の言葉、現代フランス料理の歴史が詰まった1冊だ。

édition: De Borée 社
187ページ
フランス語
2018年刊行
サイズ:縦 29cm×横 22.5cm×幅 2cm
ISBN:978-2812924385