フランスでは長いあいだカブやビーツといった根菜は美食家にとって価値のないものだと思われていたそう。
しかし実際はその見た目からは想像できないような美しい色合いと並外れた風味、貴重な栄養素など他の食材と比べても少しも見劣りしない。
この書籍では蕪、人参、ビーツ、ルタバガ、パースニップ、根セロリ、黒大根、ホースラディッシュといった古来種野菜や根菜を使った料理を紹介している。
じっくりとローストしてうまみを引きだしたもの、油で揚げて食感と甘みが楽しめるもの、ピューレにしてソースの代わりしたものなど、それぞれの野菜のポテンシャルが活かされている。
身近な存在である野菜の美味しさを再発見できるであろう1冊。
édition: Boree 社
フランス語
2016年刊行
サイズ:縦 26.5cm×横 21.5cm×幅 1.5cm
ISBN: 9782812920226