穏やかなロワール川と豪華な古城が立ち並ぶ風光明媚な地域、Val de Loire ヴァル・ド・ロワール。
その美しさはフランスの庭と呼ばれ世界遺産にも登録されているほど。
ロワール渓谷に並ぶ城のほとんどは中世に建設され、16世紀ごろに装飾や再構築が施された。
しかし革命の間に多くの城が放棄され解体されたものもあったそう。
時代に波にもまれながらも現代に美しく蘇ったロワールの古城の数々のはそれぞれ歴史や逸話、伝説があり魂が宿っている。
今著はその栄光の絶頂にあったフランスの当時を振り返り、それに関連した逸話やレシピが掲載されたもの。
城の中や厨房に立ち入り、その秘密や過去に思いを馳せることができる。
偉大な古典料理に新しい角度から踏み込んだ1冊だ。
édition: OUEST-FRANCE社
96ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 21.5cm×横 16.5cm×幅 1cm
ISBN: 9782737383403