中南米が原産である唐辛子。
その歴史は紀元前6000年まで遡ると言われる非常に古いそう。
日本でもよく食べられ、その辛みを活かした調味料やなども一般的に用いられている。
唐辛子といってもピーマンやパプリカのような辛みのないものから獅子唐や鷹の爪、ハバネロといった辛みの強いまで色々なバリエーションが存在する。
今著はそんな唐辛子にスポットを当てた1冊で約20種類の唐辛子とそれらを用いたルセットが掲載されている。
フランスでよく食べられるポワヴロンやピマン・デスプレットからハラペーニョ、プリック、鷹の爪、タバスコ、ハバネロなどそれぞれの解説も載っている。
各唐辛子には辛さのバロメーターもあるので参考にして頂きたい。
辛いというイメージが先行する唐辛子だが、正しく使えば食欲を増進し美容や健康にも良い効果的だ。
フランスらしいアイデアも加わった唐辛子料理を見ることができる1冊。
Édition: Hachette社
192ページ
フランス語
2019年刊行
サイズ:縦 30.5cm×横 22cm×幅 2.5cm
ISBN: 9782019451684