2013年の7月にスタートしたフランスのテレビ番組であるQui sera le prochain grand pâtissier ?
未来を期待された若い新たな才能を見つけるための番組で、審査員はChristophe Michalak クリストフ・ミシャラク、Pierre Marcolini ピエール・マルコリーニ、Christophe Adam クリストフ・アダン、Philippe Urraca フィリップ・ウラカという豪華な顔ぶれとなっている。
シーズン2である2014年で見事優勝を果たしたのが当時27歳であったOphélie Barès オフェリー・バレスだ。
その実力は折り紙つきで、パリの料理学校 Ferrandi フェランディを卒業した後、ムーリス、リッツ、シャングリ・ラといったパリの一流ホテルで腕を磨く。
Courchevel クールシュヴァルのCheval Blanc シュヴァル・ブランで働いた後にはChantilly シャンティにあるオーベルジュ、Auberge du Jeu de Paume ジュ・ド・ポームでシェフ・パティシエールを務め、ミシュラン二つ星に貢献した。
この書籍には彼女がコンクールで披露したお菓子の他、彼女のオリジナルのデザートが掲載されている。女性らしい繊細でモダンなデザートは非常に美しい。
その後クリストフ・ミシャラクのチームの一員として働いている彼女の今後にも注目したい。
Édition: La Martiniere 社
145ページ
フランス語
2014年
サイズ:縦 23.5cm×横 17.5cm×幅 2cm
ISBN: 978-2-7324-6695-8