2年ごとにフランスのリヨンで行われるパティスリーの世界大会、Coupe du Monde de la Pâtisserie クープ・デュ・モンド・ド・ラ・パティスリー。

優勝者には日本の杉野英実やベルギーのPierre Marcolini ピエール・マルコリーニ、フランスのChristophe Michalak クリストフ・ミシャラクといった一流パティシエの名が並ぶ。

2001年度の大会において優勝を果たしたアメリカのEwald Notter エワルド・ノッターは様々な国で活躍する人物で多くの賞を獲得している。
今作は彼による書籍で、飴細工に特化したものとなっている。

Chapter 1 ・ Introduction (紹介)
Chapter 2 ・ Pastillage　(シュガークラフト)
Chapter 3 ・ Sugar Casting　(流し飴)
Chapter 4 ・ Sugar Pulling　(引き飴)
Chapter 5 ・ Sugar Blowing　(吹き飴)
Chapter 6 ・ New Trends　(トレンド)
Chapter 7 ・ Competition　(大会に向けて)

上記のチャプターの通り、飴細工についての知識が非常に幅広く記載されている。
ここまで飴細工に特化した書籍は少ないのではないだろうか。

Publisher: WILEY 社
368ページ
英語
2012年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 22.5cm×幅 2.5cm
ISBN:978-0-470-39892-0