ガレットやクレープの発祥地でもあるブルターニュ地方。
しかし今現在、ブルターニュ地方がクレープの世界の中心地と言い切れるのだろうか。
地球上の様々なところでクレープやガレット、それらと類似したものは多数存在する。
今著はそんな世界各国にあるクレープやガレットにスポットを当てたものだ。
フランスからは基本的なガレットやクレープの他、ブルゴーニュ地方のcrapiau クラピヨ、バスク地方のtaloak タロアなど日本ではまだ馴染みのないものも多い。
その他ロシアのblini ブリニやメキシコのtortillas トルティーヤ、ベトナムの春巻き、日本のお好み焼きまで約60点のルセットが掲載されている。
クレープそのものでなく、クレープという概念を楽しむ事ができる1冊。
edition: OUEST FRANCE 社
140ページ
フランス語
2012年刊行
サイズ:縦 20cm×横 16.5cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-7373-5671-1