地中海に浮かぶ島、コルシカ島。
ナポレオン1世の出身地としても知られ、フランス領に属しているものの文化や言語においてフランス本土とは多くの異なった面を持っている。

観光業やサービス業が大きな収入源の一つだが、特産物も色々と存在している。
ワインやチーズの他、家畜の肉、豚肉の加工品や栗粉を使ったデザート、蜂蜜、ジビエ、オリーブ、沿岸部では多彩な魚介が水揚げされる。

今著ではコルシカ島を7つの地域に分け、そこでの優れた生産者との出会いやシェフの料理を通じてコルシカ島の魅力を再発見することができる。

パトリモニオを使った烏賊のシヴェ、猪のコルシカ風、プレンダ、仔牛とオリーヴ、栗のスープ、無花果風味のカニストレリなど、どれもコルシカの特徴が活きた料理ばかり。

あまり馴染みのないコルシカ料理を存分に楽しんで頂きたい。

Publisher: Hachette社
240ページ
フランス語
2019年刊行
サイズ:縦 29cm×横 24cm×幅 3cm
ISBN: 9782017089124