フランスの地方料理を綴ったシリーズ、Cuisine des Pays de France。
今作はリムーザン地方のものになっている。
フランス中南部に位置し、かつてはリムーザン地域圏として存在したが2016年以降はアキテーヌ地域圏、ポワトゥー=シャラント地域圏と統合した。
山や谷、湖といった風光明美な景色に囲まれ、陶器で有名な街Limoges リモージュの名を知っている人も多いだろう。
ではリムーザンの食に目を向けてみよう。
特産品として第一に挙がるのはやはり栗だろう。スープにサラダ、ブーダンにフランなど前菜からデザートまで栗を使ったものがある。
その他、リムーザンの牛や豚、羊なども有名でブルーベリー、きのこ、じゃがいもなども多く用いられる。
土地柄ガスコーニュ地方やペリゴール地方の影響を受けた料理も多い。
リムーザンの特色を捉えた1冊になっている。
édition: Sud Ouest社
127ページ
フランス語
2013年刊行
サイズ:縦 19cm×横 12.5cm×幅 1cm
ISBN:978-2-8177-0241-4