≪L’Album du Chef≫
ノルマンディ地方に位置するLe Havre(ル・アーブル)。戦火によりヨーロッパで最大とも言われる規模の被害を受けたこの町は現在、コンクリートの巨匠と呼ばれる建築家、オーギュスト・ペレAuguste Perretの再興により中心街が世界遺産として登録されている珍しい町だ。
この町の中心部に位置する自身の名を冠したレストランのシェフは語る。
「私の強みは何かと聞かれればこう答えるでしょう。“Je ne suis jamais sûr de moi.Je suis toujours sur le qui-vive...”私は決して自分を過信しない。常に警戒を怠らないという事です。基本的な事、些細なことにも常に疑問を持つという事が結果的によい成果をもたらすのです。」 -【Jean-Luc Tartarin ジャン・リュック・タルタラン】-