世界最小のパスタとして知られているクスクス。
日本ではあまり食べられていないが、フランスやイタリア、発祥地と言われる北アフリカから中東にかけての幅広い地域ではよく食べられている。
今作はパリの14区にあるレストラン、A MI-CHEMIN ア・ミ=シュマンのシェフであるNordine LABIADH ノルディン・ラビアによる書籍で、多種多様なクスクスが掲載されている。
チュニジア出身であるノルディン・ラビアによる料理は伝統的な料理とフランスの美食の中間に位置していると評価されており、カラフルで陽気なクスクスは旅に出たような気分を味わえる。
伝統的な羊のクスクスや鶏肉のクスクスはもちろん、鴨とザクロ、ニース風クスクス、カボチャと葡萄、デーツと栗など100種類のルセットは圧巻。クスクスという食材のさらなる可能性に触れることができる1冊だ。
édition: SOLAR 社
264ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 30.5cm×横 23.5cm×幅 3cm
ISBN: 9782263169533