1990年にこの世を去り、それでも今なおその名が語り継がれている料理人、Alain Chapel アラン・シャペル。
日本の何世代もの料理人にも多くの影響を与えており、アラン・シャペルの弟子と呼ばれる名シェフ達がフランス料理界を牽引している。
今作はアラン・シャペルという料理人の精神が綴られたもので、常に素材の持ち味を大切にした彼の料理哲学が記されている。
それ以外にも親戚や元キッチンのメンバー、常連客から友人まで、彼を知る様々な人がアラン・シャペルが何を大切にし、何を感じ、どのように生きたか語られている。
当時の写真や手書きのメモ、未発表のルセットなどより深く彼を知ることができる資料も多い。
偉大な料理人の生きざまが示された1冊。
Édition: l'Epure社
272ページ
フランス語
2020年
サイズ:縦 24cm×横 17cm×幅 1.5cm
ISBN: 9782352553038