年末年始にはフランスの家庭でもよくテーブルにならぶフォワグラ。
フランス料理にも欠かすことのできない食材の一つだ。
今作の著者はジャーナリスでありアニメーターでありガストロノミーに情熱を燃やすMichel Tanguy ミシェル・タンギ。
フォワグラを愛する全ての人のために今著を記したそうだ。
フォワグラという食材に関する解説の他、パリやフランス全土の20名のシェフによる40点のルセットが掲載されている。
ルセットを提供しているのはFLOCONS DE SEL フロコン・ド・セルのEmmanuel Renaut エマニュエル・ルノーや、Christopher Coutanceau クリストファー・クタンソー、Yves Camdeborde イヴ・カンデボルド、Le Cinq ル・サンクのChristian Le Squer クリスチャン・ル・スケール、Jean-Francois Rouquette ジャン=フランソワ・ルーケットといったフランスを代表するトップ・シェフばかり。
その中にはパリのRestaurant Alliance アリアンスやChâteau de Courban シャトー・ド・クルバンといった日本人がシェフを務める店も登場する。
そのテロワールや調理法によってまったく違った表情を見せる食材、フォワグラ。
20名のシェフによる多種多様なフォワグラ料理をご覧頂きたい。
Édition: Flammarion 社
192ページ
フランス語
2018年刊行
サイズ:縦 28cm×横 20.5cm×幅 2cm
ISBN: 9782081415669