世界最大のスキーエリアを持つヴァノワーズ国立公園の近く、自らの手で建てたというコテージのレストラン la Bouitte ラ・ブイット。
ミシュラン三ツ星を獲得したこの店のシェフは父 René Meilleurルネ・メイユールとその息子Maxime Meilleur マキシム・メイユールだ。
レストランは1976年、ルネ・メイユールが妻と共に創業した。
ほとんど独学ながらもサヴォワらしい山の料理を提供し続けている。
1990年頃から息子であるマキシム・メイユールが父と共に働くようになってから、二人の料理は少しずつ花開いていった。
2003年には一ツ星、2008年に二ツ星、2015年にはとうとう三つ星を獲得した。
互いに足りないところを補いあい、山の伝統料理や古典料理からアイデアを出し合ったそう。
今回の書籍はla Bouitte ラ・ブイットがまだ一ツ星だった2006年に出版されたもので、親子二人のインスピレーションを活かした夏と冬の料理が掲載されている。
確かに約60点のルセットは三ツ星獲得するポテンシャルを十分に秘めているように見える。
標高1500mの山の洗練された料理が掲載された1冊。
Édition: inverse社
168ページ
フランス語
2006年刊行
サイズ:縦 26cm×横 22cm×幅 1cm
ISBN: 9782916416038