南フランスらしい風景が続き、夏が近づけばラベンダーが咲き乱れるプロヴァンス。
南仏の多くの町が小高い丘の上の教会を中心に村が広がっており、このボニューもその例に漏れない。
ボニューの中心街から少し離れた丘の上にあるホテル・レストラン La Domaine de Capelongue ラ・ドメーヌ・ド・カプロングのオーナーシェフがこの書籍の著者 Edouard Loubet
エドアール・ルーベだ。
サヴォワ地方出身の彼は地元の五ツ星ホテル Fitz RoyやシカゴのRitz Carlton、ケベックの顔でもある高級ホテルChâteau Frontenacといった一流店で修業を積んでいる。
その後のアラン・シャペルやマーク・ヴェラの元での経験が今の彼の料理を形作っているのだろう。彼の料理には自然から得られるハーブやアロマ、木や花といった要素が皿の上に多く存在する。
またこの書籍でも季節を6つに分け、そのそれぞれの季節に沿った料理60点を紹介している。
季節の分け方も魅力的なので紹介しておきたい。
1, LE PRINTEMPS DES FLEURS
2, LE PRINTEMPS DES HERBES AROMATIQUES
3, L'ÉTÉ SOUS LE FEU ROULANT DES PARFUMS ET DES COULEURS
4, L'AUTOMNE ORANGE
5, L'AUTOMNE ROUGE
6, L'HIVER ENTRE TRADITIONS ET TRANSHUMANCE
Édition: Glenat 社
240ページ
フランス語
2009年
サイズ:縦 27.5cm×横 28cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-2-7234-6449-9