フランス人にとっても御馳走の一つであるジビエ料理。
しかしジビエは決して長く複雑な工程やグラン・クラシックなソースが必要な料理ではない。
今著ではできるだけシンプルで、それでいてジビエの魅力を最大限引き出した料理が掲載されている。
約70点のルセットが提案されているが、その内容もタルタルやカレー、テリーヌやパテ、タジンやバーベキューなど非常にバラエティに富んでいる。
鹿のパヴェ セップとフォア・グラ、猪のパルマンティエ 杜松風味、鶉のタンドーリ マンゴーとアーモンドのリ・グリエなどその響きだけでも既に美味しそうな雰囲気だ。
近年、ヘルシーでありながら高い栄養価を持つという事でますます注目されているジビエ。
深い森の中の雰囲気と、実際の狩猟の様子が料理と共に納められており、より深くジビエの本質に触れることができる1冊になっている。
Édition: gerfaut社
192ページ
フランス語
2018年刊行
サイズ:縦 26cm×横 20.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-2-351911778