1897年に現在の場所に創業したARZAK アルサック。
オーナーシェフであるJuan Mari Arzak フアン・マリ・アルサックの祖父母によってオープンし、両親の代を経て、現在はフアン・マリ・アルサックと娘のElena Arzak エレナ・アルサックによって営業している。
1989年にフアン・マリ・アルサックによって三ツ星を獲得したが、現在レストランを取り仕切っているのは娘のエレナ・アルサックだそう。
彼女もまた世界の名立たるレストランで研鑽を積み、サン・ペレグリノ主催の世界のベスト・レストラン50では世界最優秀女性料理人にも選ばれた他、数多の賞を受賞している。
多くの人に期待されながら出版されたこの本にはフアン・マリ・アルサックの創造的で考え抜かれた美しい料理が多数掲載されている。
ラボと呼ばれる味、香り、テクスチュアの銀行からインスピレーションを得た料理にはハッとさせらることもあるのではないだろうか。
世界最高峰のキッチンに隠された秘密が載っている貴重な1冊。
エル・ブジのフェラン・アドリア曰く、『 フアン・マリはただの料理人ではなく、リーダーであり、世代のかけ橋でもある。スペイン料理の象徴である重要な人物だ』との事。
Publisher : Grub Street 社
278ページ
2015年刊行
英語
サイズ:縦 28.5cm×横 22.5cm×幅 3cm
ISBN : 978-1-910690-08-6