世界中にその名前を知られているブルゴーニュのClos de Vougeot クロ・ド・ヴージョ。
畑の真ん中に建設されたルネサンス様式のシャトーは1000年近いブルゴーニュの歴史とシンボルとしても知られている。
現在この城はブルゴーニュ利き酒騎士団、Chevaliers du Tastevin シュヴァリエ・デュ・タストヴァンの本部となっており、年に16回"Chapitres"シャピトルと呼ばれる晩餐会が行われている。
というのもシュヴァリエ・デュ・タストヴァンは食べ、飲み、共有し、歌い、笑うという喜びを通じてのワインの普及促進をモットーとしており、約600名が一同に会して食事とワインを楽しんでいるのだ。
今著はClos de Vougeot クロ・ド・ヴージョとChapitres シャピトルにスポットを当てたもので、前半部分にはその様子が、後半部分には料理とルセットが掲載されている。
登場する料理はアイユ・デ・ウルスやカシス、ジュヴレのサフラン、ボーヌのマスタード、シトーのアスパラガスなどこの地域を象徴する伝統的な食材たち。クロ・ド・ヴージョの名前に劣らない偉大な料理をご覧いただきたい。
édition: glenat社
224ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 32cm×横 24cm×幅 3cm
ISBN: 9782816008241