René Redzepi レネ・レゼピのNOMA ノーマを台頭に一躍世界の美食界にその名を掲げたノルディック・キュイジーヌ。
The World's 50 Best Restaurantsやミシュランなどで活躍するシェフも多数いるが、その中でも異端児として知られているのがBo Bech ボー・ベックだ。北欧の料理をベースにした独創的な料理はトップ・シェフ達からも一目置かれている。
今作はパリのArpège アルページュのキッチンからコロンビアのコーヒー農園、京都の鰻屋まで、彼が世界中を旅した中で出会ったイメージやストーリー、インスピレーションを記したものだ。
レシピも記載されてはいるが細かな分量などはなく、その食材を彼ならどのように調理するかといったアイデアが綴られている。
トップシェフだけでなく世界の辺鄙な村の人々との出会いからも多くのインスピレーションを得ているBo Bech ボー・ベック。
味わったもの、匂ったもの、触れたもの聞いたもの、見たもの、全ての感覚を通して体験した世界そのものを紡いだ1冊である。
Publisher: BO BECH
368ページ
英語
2020年刊行
サイズ:縦 28cm×横 22.5cm×幅 4.5cm
ISBN: 9788797011928