21世紀を代表するフランスの偉大なシェフ Michel Bras ミシェル・ブラス。
幼い頃に台所で母親の手伝いをしていたのが、そもそもキッチンに立つきっかけだったそう。
オーベルジュの創業は1956年、ミシェル・ブラスの祖母が開業したものだ。
その店を母が受け継ぎ、ミシェル・ブラスが受け継いだ。
彼自身は所謂三ツ星レストランのような所で勤務した経験はない。
家族で営む店で働き、自然の中で自身の感覚を磨き、よりよいものを作ろうと言う飽くなき欲求が今の彼を形作った。
数多くのスペシャリテを作り上げ、多くのシェフ達に多大な影響を与えている彼。
北海道に世界初の支店としてミシェル・ブラス トーヤ ジャポンをオープンした事でも話題になった。
2014年には新しくブラッスリーをオープンし、2016年の世界ベスト・シェフ100名の第一位に選ばれるなど、まだまだ勢いは衰えない。
この書籍は2002年に発売されたものだが、料理は色褪せず今なお美しい。
あまり書籍を出版していない彼の貴重な1冊。
édition: ROUERGUE 社
272ページ
フランス語
2002年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 22.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-2-8415-6528-3