騎士や貴族が実際に感じた空気をそのまま残しているこの白亜の城、VICTOR'S GOURMET-RESTAURANT SCHLOSS BERG ヴィクターズ・グルメレストラン・シュロスベルグ。
シェフを務めるのChristian Bau クリスチャン・バウは2005年からミシュラン三ツ星を獲得しており、ドイツを代表するシェフの一人だ。
彼の料理のスタイルはフランス料理を基調としたオート・キュイジーヌ。
そこにドイツ人であるクリスチャン・バウのセンスと日本料理の哲学から多くのインスピレーションを得た料理は研ぎ澄まされたものになっている。
2019年には日本の農林水産省による日本食普及の親善大使に任命されるほど日本食に傾倒していると言っても過言ではない。
今著ではそんな彼の料理が7つのコースに分かれて掲載されている。
和食のエッセンスを取り入れつつもファインダイニングらしく芸術的に仕上られた料理はまさに三ツ星に相応しいものばかり。
2018年に20周年を迎え、ますます脂の乗ったクリスチャン・バウという人物を表現するのに相応しい1冊。
Publisher: MATTHAES 社
357ページ
ドイツ語
2018年刊行
サイズ:縦 29.5cm×横25 cm×幅 3.5cm
ISBN: 9783875154290