甘味、酸味、苦み、旨味、料理を作る際に非常に役に立つ柑橘類。
レモンの一絞りやライムのゼストなどほんの僅かでも料理に魔法をかける事ができる。
またそれらは南米のセビチェからアメリカのキーライム・パイ、タイカレーにメキシコのグアカモレ、インドのピクルスに乾燥させて用いる中東まで世界中で活躍している。
今作は柑橘類を用いた170点のレシピが掲載された書籍だ。
スープ、サラダ、魚介、肉、アジア料理、地中海料理、デザート、カクテルなど柑橘の喜びとインスピレーションに満ちたものが多数載っている。
用いる方法も生のままから果皮や果汁、乾燥させたものやオイルにしたものなど興味深い。
見た目も鮮やかで爽やか、ノスタルジックで魅惑的な柑橘類の可能性を広げる事のできる1冊になっている。
Édition: Quadrille 社
256ページ
英語
2017年
サイズ:縦 25.5cm×横 18cm×幅 3cm
ISBN: 978-184949-900-2