食の都やレストラン激戦区と言われるニューヨークで、今もっともホット言われているのが今回のシェフ、Michael White マイケル・ホワイトだ。
ニューヨークでは新しいレストランが1年以内で閉店する可能性は80%もあるそうだ。
彼はそんな中、ニューヨークを筆頭に人気を集め、現在はニュージャージー州やワシントンDC、トルコや香港にまで店を持つまでとなった人気シェフ。
本気でイタリア料理をしたければイタリアに行くことは必須だと語り、レストランを成功させるのには料理だけでなく、マネジメントやスタッフの教育、そしてレストランとしてのブランド力も必要だとも語る姿は、料理人であり経営者でもある。
この書籍は彼がクラシックなものと現代的なイタリアンをそれぞれ紹介している。
クラシコはどこか懐かしい、ダイナミックで心地の良い料理。モデルノは繊細で鮮やか、それでいてイタリアンの良さが存分に発揮された料理となっている。
リストランテからオステリア、イタリアンが好きな方から経営者まで、色々な方にご覧頂きたい1冊だ。
Publisher:BALLANTINE BOOKS社
410ページ
英語
2013年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 24cm×幅 3.5cm
ISBN:978-0-345-53052-3