パリの伝説的レストラン、Arpege アルページュのシェフ Alain Passardアラン・パッサール。
世界中の料理人から尊敬される偉大な料理人だ。
この書籍は一人の漫画家が出版社の依頼でアルページュへ赴き、アラン・パッサールと共に彼の料理がどのような過程を経て完成するのかを記したものである。
掲載されているのは全て漫画家であるCHRISTOPHE BLAIN クリストフ・ブランによる挿絵。
食べる事は好きだが三ツ星レストランとはまったく縁がなかった彼が初めてアルページュを訪れ、、アラン・パッサールと出会い、共に料理をし、食事や農家を訪れる中でクリストフ・ブランが感じたアラン・パッサールという人物が軽快な挿絵に現れている。
一般的な料理書ではあまり伝わって来ない、料理人としての素顔がダイレクトに伝わってくる楽しい1冊。
注意点としてはやはりフランス人の書くフランス語は読みにくい、という事だろうか。
Édition: Gallimard 社
90ページ
フランス語
2011年刊行
サイズ:縦 29.5cm×横 24cm×幅 1.5cm
ISBN: 978-2-07-069612-3