イタリアの人気パーソナリティであるAlessandro Borghese アレサンドロ・ボルゲーゼ。
サン・フランシスコ生まれでクルーズ船での料理人経験やロンドン、サン・フランシスコ、パリなどでも料理人として働いていた人物だ。
2004年頃からテレビに出演するようになり、その人懐こい性格とシンプルでありながら美味しい料理を作るとたちまち評判になった。
テレビやソーシャルメディアでの成功からいわゆる時の人と思われがちだが、彼が今の成功を収めたは必然と言ってもいいだろう。なぜなら彼は自身の目指す場所に辿りつくために弛まぬ努力を続けてきたからだ。何より料理が好きだった。
もっとも大きなターニングポイントは愛する女性との出会いと語っている。
今著ではそんな彼を成長させた人生の軌跡を辿り、彼の料理の原点を探っている。
掲載されている料理もcacio e pepe カチョエペペのようなシンプルでありながら奥深いものが多い。彼の人生そのものが詰まった1冊。
Editore : SOLFERINO 社
2018年刊行
230ページ
イタリア語
サイズ:縦 23.5cm×横 17.5cm×幅 2cm
ISBN : 978-88-282-0072-7