フランス・パリで40年以上に渡って最高級の魚介やキャビアを取り扱っているKaviari カビアリ社。
産地ごとに卵を選び、キャビアの職人であるBruno Higos ブルーノ・イゴスによる"精製"と"熟成"を経て最高の品質を生み出しているそう。
その品質の高さは世界中のトップ・シェフを魅了しており、Alain Ducasse アラン・デュカス、Yannick Alléno ヤニック・アレノ、Alain Passard アラン・パッサール、Bernard Pacaud ベルナール・パコー、Guy Martin ギイ・マルタン、Éric Pras エリック・プラ、Arnaud Lallement アルノー・ラルマンといった名立たるシェフがKaviariのキャビアを使用しているという。
今著ではKaviariによるキャビアに関するあらゆる知識が記されている。
その歴史から品種ごとの違いやその味について、カスピ海の天然のチョウザメからフランス、イタリア、中国の養殖場やキャビアの味わい方など、キャビアの全ての秘密を明らかにしている。
また日々の料理をより良いものにするためのキャビアを使ったレシピや、先に名の挙がったトップシェフ達によるキャビアを使ったスペシャリテの紹介とキャビアに対するビジョンなど、非常に興味を深い内容となっている。
フランス料理の輪郭を際立たせる重要な食材の一つであるキャビアの世界に触れていただきたい。
Édition: Martiniere 社
256ページ
フランス語
2022年
サイズ:縦 29cm×横 23cm×幅 3cm
ISBN: 9782732495675