紀元2世紀頃からブドウが栽培されていたというボルドーのSaint-Émilion サン・テミリオン。
今なお多数の偉大なワインが生産されている。
Saint-Émilion サン・テミリオンのワインで有名なのはやはりPremiers grands crus classés A グラン・クリュ・クラッセAに認定されている下記の4つのシャトーだろう。
Château Angélus シャトー・アンジェリュス
Château Ausone シャトー・オーゾンヌ
Château Cheval Blanc シャトー・シュヴァル・ブラン
Château Pavie シャトー・パヴィ
今著はその中のChâteau Angélus シャトー・アンジェリュスのものとなっている。
1782年に設立されたそのワイナリーはサン・テミリオンの鐘楼から1km以内にあり、3つの教会の鐘が聞こえるそう。
今作ではシャトー・アンジェリュスの歴史やテロワール、ぶどう畑やそこで働く人々が収められている。2012年にグラン・クリュ・クラッセAに認定されてからも決して満足することなく常に進化を続けるシャトー・アンジェリュス。
なだらかに続くワイン畑と白い石壁のシャトー、そして屋根に聳える鐘、なぜ多くの人々がこのシャーのワインに陶酔するのかが分かる1冊になっている。
Édition: Martiniere社
224ページ
英語
2015年
サイズ:縦 28cm×横 23.5cm×幅 2.5cm
ISBN: 978-2-7324-6244-8