フランス・リヨンの中心地であるプラス・ベルクールから西へ10分、ソーヌ川を越えて細い路地に入ったところにJérémy Galvan ジェレミー・ガルヴァンというレストランがある。”多感覚的な体験"や"本能的な料理"と表現されるこの店は2017年からミシュラン一ツ星を獲得している。
シェフであるJérémy Galvan ジェレミー・ガルヴァンはインド系の母とフランス人の父を持ち、生まれはオート・サヴォワ。
15歳からキャリアをスタートし、Paul Bocuse ポール・ボキューズの弟子であるBernard Lantelme ベルナール・ランテルムや二ツ星シェフでMOFであるJoseph Viola ジョセフ・ヴィオラ、その他にもリヨンを中心に活躍する複数のシェフに師事した人物だ。
今作では素材や生産者との繋がりを大切にしながらも感情を呼び起こす彼の料理の他、美しい風景や働く人々の様子が綴られている。
リヨンに根ざす若き料理人による挑戦的な1冊をぜひご覧いただきたい。
Édition: La Fabrique De L'epure 社
160ページ
フランス語
2022年刊行
サイズ: 縦 30cm×横 22cm×幅 3cm
ISBN: 978-2919370146