人類とジャムの歴史は非常に古く、1万年以上前にはちみつを使って果物を煮たのがその起源と言われている。
現在でもジャムやコンフィチュールが一般的に広まっているのは単に保存がきくからという理由だけでなく、美味しいというのが大きな理由の一つではないだろうか。
果物が完熟し、香りや風味も素晴らしいタイミングで作ったジャムは何とあわせても美味しく、シンプルな材料だけで作ることによりダイレクトにそのものを感じることができる。
今著ではそんなコンフィチュールが約100点掲載されたもので、奇をてらった斬新なコンフィチュールではなく、昔から愛されてきたクラシックなレシピが紹介されている。
さくらんぼのコンフィチュール、ルバーブのコンフィチュール、バラのジュレ、プラムのマーマレード、ブドウのコンフィチュール、レモンカード、コンフィチュール・ド・レ、オレンジのマーマレードなど、どれも本物のジャムの美味しさを感じられるものばかり。
1年を通じて旬の果物を楽しめるジャムをぜひ作ってみていただきたい。
edition: Rustica editions 社
160ページ
フランス語
2021年刊行
サイズ:縦 23.5cm×横 19.5cm×幅 2cm
ISBN: 9782815316170