冬の御馳走であるジビエ。
日本に比べて狩猟やジビエに親しいフランスでは日常にそれらが溶け込んでいる。
しかしその中でもクリスマスや祝いの席など、特別な機会に食べるジビエはまた格別だ。
今著はそんな特別な機会に用いられるルセットが掲載されている。
トリュフ、フォアグラ、シャンパーニュにキノコなどの食材と合わせたパワフルで洗練された料理は古典的なものからオリジナリティ溢れるものまで様々。
毛のジビエと羽のジビエと2つのチャプターに分かれており、牛テールとトリュフのジュを使った雉のパルマンティエ、山鴫と雉のスフレ、牝鹿のロッシーニ風、3種のジビエのベッコフなど料理名だけでもその魅力が伝わってくる。
ジビエの本質とも言える祝いの料理をご覧頂きたい。
Édition: MONTBEL 社
96ページ
フランス語
2014年刊行
サイズ:縦 23cm×横 10.5cm×幅 1cm
ISBN: 978-2-35653-87-5