パレ・ロワイヤルの庭園に面し、200年以上の間、政治的・美術的・文学的、そして美食の社交場として愛され続けているレストラン Grand Véfour グラン・ヴェフール。
レストラン自体の歴史は1784年まで遡り、le Café de Chartres ル・カフェ・ド・シャルトルの名でスタートした。
1820年にJean Véfour ジャン・ヴェフールがカフェをレストランに改装し、1953年にはRaymond Oliver レイモン・オリヴェがミシュラン三ツ星を獲得、その後30年に渡ってミシュラン三ツ星を維持した。
2000年から2007年までGuy Martin ギイ・マルタンが再び三ツ星を獲得、2008年から2018年までミシュラン二ツ星を維持するなど長年に渡ってパリのガストロノミー界を牽引してきたが、2019年に星を返上し、現在はよりシンプルでオーセンティックな料理を追求したビストロなトーンの料理を提供している。
今著はそんな新生グラン・ヴェフールの料理をまとめたもので、秋&冬と春&夏の季節に合わせたルセットが前菜、メイン、デザートとそれぞれ掲載されている。
常連客が楽しみにしているGuy Martin ギイ・マルタンやGrand Véfour グラン・ヴェフールを象徴する料理はもちろん、新鮮で丁寧に作られたより身近な料理達をご覧いただきたい。
edition: Grund社
216ページ
フランス語
2022年刊行
サイズ:縦 28cm×横 22cm×幅 2cm
ISBN: 9782324031342