1971年にミラノで生まれ、父の故郷であるピエモンテに移り住んだAndrea Ribaldone アンドレア・リバルドーネ。
彼の料理への情熱は母と祖父から受け継いだそう。
Riccardo Aiachini リカルド・アイアッキーニの元で腕を磨いた後、フランスのいくつかのレストランで働き、パリの Lucas Carton ルカ・カルトンではAlain Senderens アラン・サンドランスに師事している。
イタリアに戻った際にはLa Fermata ラ・フェルマータというレストランで最初の星を獲得、より質の高い料理を作りたいと思うようになったそう。2012年からはイタリア発の総合フードマーケットEataly Tokyoのエクゼクティブ・シェフを務めた。
2014年にオープンしたDue Buoi di Alessandria ドゥエ・ブオイ・ディ・アレッサンドリアは味覚と視覚のコントラストを活かした美しい料理で、僅か11ヶ月という短期間でミシュラン一つ星を獲得した。現在はミラノのIdentità Golose イデンティタ・ゴローゼでシェフを務めている。
アンドレア・リバルドーネのスペシャリテの一つがリゾットミラネーゼをそのままパスタにしたもので、常に革新的な美食を求める彼らしい料理だ。
今著はキッチンを彩る小さいプレートのアミューズが182点、コントルニが108点、プレデザートが34点掲載されている。
一つ一つのサイズ感は小さいが、ウィットやアクセントに富んだ記憶に残る料理ばかり。
ぜひ彼による美食体験を感じて頂きたい。
Editore : italiangourmet社
2018年刊行
240ページ
イタリア語
サイズ:縦 29.5cm×横 20cm×幅 2cm
ISBN : 9788898675913