イタリア、ミラノの中心に位置する大聖堂ドゥオモ。
1386年に最初の一石が置かれ、400年以上の歳月をかけて建設されたそうだ。
2245体の聖者像や135本の尖塔、美しいファザードなど見る者を惹きつけて止まない。2004年からは改修工事も行われ、よりその荘厳さを増している。
このドゥオモと多くの観光客が行き交う広場を見下ろすレストラン、Felix Lo Basso フェリクス・ロ・バッソがあるのも19世紀後半に建てられた歴史ある建物だ。
シェフを務めるFelice Lo Basso フェリーチェ・ロ・バッソは1973年にプーリア州モルフェッタで生まれ、イタリア国内外で腕を磨いた人物。2011年にはミシュランの星を獲得し、2018年度もミシュラン一ツ星を獲得している。
彼の料理は海で生まれ山で育ったと評価されており、それぞれの要素や魅力を取り入れ繊細で絵画のように鮮やかな料理を仕立てている。
質の高い素材を用い、それらに敬意を示しながら新たな味覚を作り上げる。
直感力、卓越性、イノベーション、創造性に富みながら洗練された彼の料理をご覧頂きたい。
Editore : Italian Gourmet 社
2015年刊行
256ページ
イタリア語
サイズ:縦 30cm×横 20.5cm×幅 2cm
ISBN : 978-88-98675-34-0