パティスリー界のピカソと称されるPierre Hermé ピエール・エルメ。
フランスのパティシエの中でも最も影響力のある一人として世界中にその名前が知られている。
2011年に出版されたRêves de pâtissierや2013年のIspahan、2014年のMacaronに2020年のInfiniment Macaronなど、今まで数々の書籍を出版しているが、今作はその中でも新しい試みの一つ。
新しい時代に突入したと言われるピエール・エルメのクリエーションが朝食、軽食、ランチ、アフターヌーンティー、ディナーという5つのシチュエーションごとに美しい写真と共に掲載されている。
朝食にはイスパハン風味のヨーグルトやピスタチオ風味のパン・オ・ショコラ、軽食にはアンフィニマン・ショコラのサブレや栗と蜜柑のマドレーヌ、ランチにはアプリコットとラベンダーのパンナコッタやヴァニラ・カシス・ヴァイオレットのアイス、、アフターヌーンティーにはパン・ペルデュにGourmandise RAISONNEEのシュー・オルフェオ、ディナーにはフランボワーズと無花果とシナモンのヴァシュランや春の庭のアシェット・デセールなど約70種類の洗練されたスタイルのパティスリーを見ることができる。
一日を通してピエール・エルメの作品を楽しんでいただきたい。
édition: La Martiniere社
224ページ
フランス語
2021年刊行
サイズ:縦 28cm×横 22cm×幅 2cm
ISBN: 9782732498003