かつてFAUCHON PARISでエグゼクティブ・シェフ・パティシエを務めたFrancois Daubinet フランソワ・ドビネ。
今作では彼の作品が一体どのように一つの作品が生まれ、完成するのかが解説された書籍だ。
15歳からそのキャリアをスタートしたフランソワ・ドビネ。フランスの職業訓練であるCompagnons du Devoirに参加し、ブーランジェリー、パティスリー、ショコラティエのディプロマを取得した後ニューヨークのパティスリーを含む様々な場所で腕を磨いた。
フランスに帰国した後はJerome CHAUCESSE ジェローム・ショセス率いるHotel de Crillon オテル・ド・クリヨンを経て
Plaza Athenée プラザ・アテネでChristophe Michalak クリストフ・ミシャラクに師事した。Christophe Michalak クリストフ・ミシャラクがブティック兼教室をパリにオープンした時にはその右腕として勤務している。
さらにパリの老舗レストランTaillevent タイユヴァンのシェフ・パティシエやFauchon フォションのシェフ・パティシエを歴任し、現在はコンサルティングやデモンストレーションなどを行っている。
今作では彼のスペシャリテであるノワゼットとジャンドゥーヤのタルトを含む10点の作品にスポットライトを当て、その作品のインスピレーションの源やそれに携わる人々の表情が収められている。石や木、金属などの素材を加工する作業に多くの刺激を得たという彼の独創的な作品の数々をご覧いただきたい。
Édition: La Martiniere社
240ページ
フランス語
2022年刊行
サイズ:縦 32cm×横 26cm×幅 cm
ISBN: 9791040111788