こちらの書籍は中古での販売です。
帯はなく使用感はありますが比較的きれいな状態です。

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フランス国内で働いている日本人は非常に多く、仕事に対する評価も高い。
もちろん本人の努力にも依るだろうが、何年も昔からその礎を築いてきた諸先輩方に敬意を評さずにはいられない。

この書籍はフランスで自身のレストランをオープンし、高い評価を得ている日本人シェフ、小林圭氏の料理書だ。

フランス料理に携わるものとして、やはり現地で働いてみたいと思うのは自然な流れではないだろうか。東京を飛び出し、フランス各地の星付きレストランでの経験をんだ。

その後、2003年からの7年間パリのパラス・ホテルの一つ、プラザ・アテネのレストラン Alain Ducasse au Plaza Athénée アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネにて勤務。 2011年からパリの1区にて自身のレストラン、Kei ケイをオープンした。

彼のレストランもオープンした翌年、初めてミシュランに掲載されると同時に1ツ星を獲得する快挙を成し遂げている。

この書籍は彼のレシピが約100点掲載されているのだが、面白いのが色ごとにレシピが分けられているという事だ。マゼンタ、ブラン、ジョーヌ、ヴェール、ヴィオレ、オランジュ、ルージュ、ノワールの9色に分かれており、美しい写真の前半部分とルセットの後半部分とに分かれている。

料理はどれも色鮮やかで繊細である。一見、大胆に見える盛り付けや組合わせなども非常によく計算されており、日本人シェフによる高い品質の料理を識る事ができる貴重な１冊だ。

édition: Chêne 社
320ページ
フランス語
2014年刊行
サイズ:縦 32cm×横 27.5cm×幅 3.5cm
ISBN: 978-2-81230-935-9