こちらの書籍は中古での販売です。
使用感はありますが、全体的にきれいな状態です。
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ベルギーのスターシェフであるKobe Desramaults コーベ・デスラモルツ。
2014年のOpinionated About Dining 通称OADの欧州レストランランキングにおいて名だたる名店を抑え世界一に輝いたIn de Wulf イン・デ・ヴルフのシェフを務めた人物だ。
料理学校などは行かず、17歳からそのキャリアをスタートさせた彼。
オランダの著名シェフ、Sergio Herman セルジオ・ヘルマンやEl bulli エル・ブジの流れを汲んだスペイン・バルセロナの人気レストラン、Comerç 24 コメルス24などで腕を磨いた。
その後23歳という若さでIn de Wulf イン・デ・ヴルフをオープン、25歳にしてミシュランの星を獲得した。そして2014年に世界一のレストランに選ばれたが、絶頂とも言えるその2年後にレストランの閉店を決めた。
そして新たなスタートとしてオープンしたのがChambre Séparée シャンブル・セパレとDe Superette デ・スプレットというレストランだ。
今著はイン・デ・ヴルフの閉店からシャンブル・セパレの開店までの間、彼が自身の人生を振り返り、彼の料理の裏側に迫ったものになっている。
レシピを書いて残した事がなく、調理に決まった方法はないそう。
2週間前に考えた皿はすでに生きていないと語る彼。今著でも料理は掲載されているもののそれらの配合は載っておらず、その皿のストーリーと作り方のみが記されている。
誰もがキッチンで目指すべき場所、料理への巡礼の旅と評されるコーベ・デスラモルツの料理哲学が詰まった1冊。
Édition: Cannibal 社
280ページ
英語 ドイツ語
2018年刊行
サイズ:縦 30cm×横 25cm×幅 4cm
ISBN: 978-9-4926-7729-7