こちらの書籍は中古での販売です。
ヤケや経年劣化がありますが、中は比較的きれいな状態です。
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1908年に生まれ、1993年にこの世を去った料理人 André Guillot アンドレ・ギヨ。
Gault & Millau ゴー・エ・ミヨーの設立者の一人であるChristian Millau クリスチャン・ミヨー曰く、"フランスの偉大な料理人の中で最も知られていない"と表現されるほどあまり表舞台には出てこない人物だった。しかし間違いなくNouvelle Cuisine Françaiseの先駆者の一人であり、小麦粉を使わないソースを発明したとしても知られている。
彼が記した書籍として下記の4冊が挙げられる。
・« La Grande Cuisine Bourgeoise » Flammarion 1976
・« La Vraie Cuisine Légère » Flammarion 1981
・Collection Grands Chefs « Guillot, Cuisine Légère » Flammarion 1984
・« Le Meilleur des Chefs » ouvrage collectif Flammarion 2009
今作は彼の最初の書籍である La Grande Cuisine Bourgeoiseだ。
16歳からキャリアをスタートし、在仏イタリア大使館やリッツ、クリヨン、フーケッツ、レジーナなどで働き、ダヴォー・アウエルシュタット公爵、ポリニャック公爵夫人、小説家のレイモン・ルーセルといったブルジョワの専属料理人を務めた。
この書籍の前半部分ではそんなブルジョワの人々の料理のメニューや物語が、後半部分には料理のルセットが記されている。
現代フランス料理のルーツの一つともいえるAndré Guillot アンドレ・ギヨの生き様を垣間見ることができる1冊。
Édition: FLAMMARION 社
159ページ
フランス語
1976年
サイズ:縦 28cm×横 22cm×幅 2cm
ISBN: 9782082000346