こちらの書籍は中古での販売です。
角や表紙に少し傷みがありますが、中はきれいな状態です。
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かつてパリにあるレストランで、世界で最も優れたレストラン達が決められた。
《ラ・ペルーズ》 《グラン・ヴェフール》 《マキシム》 《トゥール・ダルジャン》 《ルカ・キャルトン》 《タイヴァン》 《プルニエ》 《カフェ・ド・パリ》 《リッツ》
そしてもう一つがこの 《Lassere ラセール》である。
辻調グループの辻静雄氏も絶賛するほどのこのレストランは1942年、オーナーでありシェフである René Lasserre ルネ・ラセールによって設立された。
料理人になるのを夢見、僅か12歳で地元であるバスク地方を飛び出した彼が実現させたその夢は今なお多くの人を魅了している。美しいベルエポック調の内装、開閉式の天井や類まれな料理、人員を惜しまず手の行き届いたサービス、その全てに人々は称賛を惜しまない。
アンドレ・マルロー、シャガール、ダリ、ロミー・シュナイダー、オードリー・ヘップバーンなど著名人も愛してやまないレストランである。
この本はそのラセールを代表する1冊であり、当時シェフを務めていたJean-Louis Nomicos ジャン=ルイ・ノミコスによるものだ。
今なおレストランで見ることのできるシャラン産鴨のオレンジ風味やクレープ・シュゼットなどの古典料理の他、鳩のアンドレ・マルロー風やティンバル・エリゼなどのスペシャリテを含む多くのレシピが掲載されている。
白い鳩や女性のゲストにプレゼントされる陶器の小さな鍋も非常にチャーミングである。
Édition: FAVRE社
193ページ
フランス語
2007年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 23.5cm×幅 2cm
ISBN: 978-2-8289-0969-7