世界で最も有名なスキーリゾート地の一つCourchevel クールシュヴェルの中心地にあるのが1963年創業の老舗ホテル、le Chabichou ル・シャビシュー。
始まりは若い夫婦がローンを組んで購入した僅か9部屋の小さなホテル。
そこから少しずつ増改築を繰り返し、現在は41室の落ち着いた雰囲気のゲストルームにレストラン、プールやスパなどを併設した白木の雰囲気あるホテルになっている。
Relais & Chateaux ルレ&シャトーにも加盟しており、ホテルは四ツ星、レストランは二ツ星の評価を受けている。
今著はこのホテル高い評価の一端を担っている二つ星レストランの料理を掲載したものだ。
レストランを率いているのはシェフ、Michel Rochedy ミシェル・ロシュディだ。
ミシェル・ロシュディはオート・アルデーシュの農家の息子として生まれ、40年以上もサヴォワ地方で築かれた彼のキャリアは子供時代の思い出がインスピレーションの源になっているそう。
彼とともにシェフを務めるStéphane Buron ステファン・ビュロンもMOFを獲得しており、お互いを家族のように信頼している。
今著ではル・シャビシューの歴史やホテルを取り囲む環境、そして彼らの料理が掲載されている。
厳選した素材を用い伝統的なものとエキゾチックなものを組み合わせ、親しみやすくも官能的な雰囲気に仕上がった料理をご覧頂きたい。
édition: glenat 社
256ページ
フランス語
2007年刊行
サイズ:縦 32cm×横 24.5cm×幅 2cm
ISBN:978-2-7234-6008-8