世界におけるチーズの消費量がどれくらいか御存じだろうか。
JIDF (世界酪農情況)によると2014年度の年間消費量世界一位はフランスで、一人当たり25.9kgとなっている。2位はアイスランドで25.2kg、3位がフィンランドで24.7kgである
日本はと言うと僅か2.3kg、フランスの10分の一にも届いていない。
日常的にチーズを食べる習慣があるフランスにおいてフロマージュリーは重要な存在である。
その中でもチーズのMeilleur ouvrier de Franceを獲得したBernard Mure-Ravaud ベルナール・ミュール=ラヴォーは高い評価を得ている。
今作ではベルナール・ミュール=ラヴォーが各AOCチーズの解説からフランス各地のチーズの製造技術や歴史、伝統や風味など詳しく解説している。
また様々なチーズを自在に用いた料理も約120点のレシピと共に掲載されている。
チーズの国であるフランスのチーズをより深く知ることのできる1冊。
édition: glenat 社
193ページ
フランス語
2009年刊行
サイズ:縦 27.5cm×横 21.5cm×幅 1cm
ISBN:978-2-7234-7405-4