フランス料理で欠かすことのできない高級食材であるトリュフ。
香り高く貴重で高価な冬のトリュフ、冬トリュフほどではないもののフレッシュな香りを楽しむことのできる夏トリュフ、イタリアのアルバを代表する高貴な白トリュフなど様々な種類が存在する。
トリュフの産地といえば前述のイタリア・アルバやフランス・ペリゴールなどが有名だが、ブルゴ-ニュ地方やフランス東部、イタリアやスイスでも秋トリュフが産出されている。
秋トリュフは他のトリュフ程価格も高くなく、いわゆるガストロノミーではあまり用いられない。
しかしじゃがいもや米、パスタや卵、乳製品といったシンプルな食材との相性が非常に良く、過度に火を通すのは厳禁とされている。
今作は小さめの書籍ながら40点の秋トリュフを用いたルセットが掲載されている。
シンプルで簡単、それでいて繊細な香りを活かした前菜からデザートまでをご覧頂きたい。
Édition: FAVRE 社
96ページ
フランス語
2015年
サイズ:縦 18cm×横 11cm×幅 1cm
ISBN: 978-2-8289-1522-3