フランスの中でもとりわけ多くのハーブを料理に用いる地域である南仏プロヴァンス。
herbes de Provence エルブ・ド・プロヴァンスの名で数種類の乾燥させたハーブをブレンドしたものが販売されているが、フランス国内ですらエルブ・ド・プロヴァンスの内95%はフランス以外の国で生産されたハーブを使っているそう。
そんな状況を嘆き、本物の南仏のハーブを知ってもらうために記された今作ではこれぞ南仏といった数々のハーブが解説されている。
タイム、ローズマリー、ジュニパーベリー、ラベンダー、コリアンダー、バジルなどフレッシュで香り豊かなハーブを用いたレシピも掲載されており、シンプルながら南仏そのものを感じられる料理を見ることができる1冊。
edition: Flammarion社
137ページ
フランス語
2000年刊行
サイズ:縦 29cm×横 22cm×幅 2cm
ISBN: 9782082006408